カーボンヒーターとセラミックヒーターの違いは？おすすめ製品も紹介します！

カーボンヒーターとセラミックヒーターの違いを解説します。

ヒーターである点は共通しているため「どんな違いがあるのか？」と疑問に思いますよね。

カーボンヒーターとセラミックヒーターには、以下の点で違いが見られます。

脱衣所・デスク下・キッチン周りなどのスポット空間を暖めたい場合はカーボンヒーターを選ぶと良いでしょう。

数あるカーボンヒーターの中で、特におすすめなのがQUADS カーボンヒーター。

スポット空間をすばやく暖めながら、無駄な電力を抑えて心地よいぬくもりをキープします。

一方、部屋全体をしっかり暖めたい場合はセラミックヒーターがふさわしいです。

特におすすめなのが、Revave セラミックヒーター NFJ-1です。

一般的なセラミックヒーターの消費電力は、高くても1200W程度におさまります。

ですが、Revave セラミックヒーター NFJ-1の場合は強モードで1500Wであり、8～10畳程度の広さでも温もりを実感できます。

今回は、カーボンヒーターとセラミックヒーターの違いはもちろん、それぞれのヒーターのおすすめ製品を3つずつ紹介します。

▼小型ながら効率よく暖め、ムダのない省エネ設計が魅力です

▼ハイパワー温風で空間全体を包み込み、素早く快適な暖かさを実現します

カーボンヒーターとセラミックヒーターの違い一覧

カーボンヒーターとセラミックヒーターのおもな違いは、以下の7つです。

それぞれの違いを、1つずつ解説します。

カーボンヒーターとセラミックヒーターの違い①：消費電力

消費電力の違いは、以下の通りです。

• カーボンヒーター：300W〜900W程度
• セラミックヒーター：900W〜1200W程度

カーボンヒーターはピンポイントで暖める設計となっているため、消費電力が比較的小さくなっています。

一方、セラミックヒーターは空気を暖めるためにやや電力を多く使用します。

カーボンヒーターとセラミックヒーターの違い②：電気代

電気代の違いは、以下の通りです。

• カーボンヒーター：安い
• セラミックヒーター：高い

消費電力の違いが電気代に反映されます。

消費電力と使用時間をふまえたおおよその電気代を表にまとめました。

（電気料金は31円/kWhで計算しています）

消費電力	1時間あたりの電気代
300W	約9円
600W	約18円
900W	約27円
1200W	約37円

もし、電気代を節約したい場合は、カーボンヒーターがおすすめと言えます。

カーボンヒーターとセラミックヒーターの違い③：暖まり方

暖まり方の違いは、以下の通りです。

• カーボンヒーター：スポット暖房
• セラミックヒーター：空間暖房

カーボンヒーターは遠赤外線によって人や物を直接暖めます。

空気を介さないため、風がなくても体の芯からじんわりと暖かさを感じられるのが特徴です。

一方、セラミックヒーターは、発熱体をファンで送風して空間を暖める方式です。

部屋全体をムラなく暖め、空気を循環させながら広い範囲に熱を届けます。

カーボンヒーターとセラミックヒーターの違い④：立ち上がりの速さ

立ち上がりの速さにも違いが見られます。

• カーボンヒーター：速い
• セラミックヒーター：やや時間がかかる

カーボンヒーターは、スイッチを入れて数秒で暖かさを感じる即暖タイプが多いです。

電源を入れると同時に発熱体が赤くなり、瞬時に遠赤外線が放出されます。

セラミックヒーターに関しては、暖かさを実感するのにそれほど時間を費やすわけではありません。

ですが、空気を暖めてから全体に広がるまでやや時間がかかります。

カーボンヒーターとセラミックヒーターの違い⑤：風や音

風や音の違いは、以下の通りです。

• カーボンヒーター：なし
• セラミックヒーター：あり

カーボンヒーターは、風を送るファンを使わずに赤外線で直接体や空間を温める仕組みのため、運転中に風が出ません。

また、モーター音や送風音がないため、動作音をほとんど感じることなく快適に使用可能です。

セラミックヒーターは、内部で温めた空気をファンで送り出す仕組みのため、風が発生します。

そのため、送風音やモーター音が生じ、静かな環境ではわずかな動作音が聞こえます。

カーボンヒーターとセラミックヒーターの違い⑥：使用環境

使用環境の違いは、以下の通りです。

• カーボンヒーター：狭い空間
• セラミックヒーター：広い空間

カーボンヒーターは、狭い範囲をすぐに温めるのに最適です。

脱衣所やデスク下などのスポット空間で活躍します。

一方、セラミックヒーターは、部屋全体を効率よく暖めるためのヒーターです。

そのため、リビングや寝室など、広めの空間や家族で過ごす場所に向いています。

カーボンヒーターとセラミックヒーターの違い⑦：安全性

安全性の違いは、以下の通りです。

• カーボンヒーター：やや劣る
• セラミックヒーター：優れいている

カーボンヒーターは発熱体が外から見える赤外線管タイプが多く、高温部分に直接ふれてしまう危険があります。

特に小さな子どもやペットがいる家庭では注意が必要です。

セラミックヒーターは、発熱体を内部に収め、熱をファンで外に送る仕組みです。

そのため、ヒーター本体の表面が高温になりにくく、直接触れてもやけどしにくい構造になっています。

カーボンヒーターとセラミックヒーターのどっちがおすすめ

この章では、カーボンヒーターとセラミックヒーターの違いをふまえて、どっちがおすすめなのかを解説します。

カーボンヒーターがおすすめの人

以下に当てはまる場合は、カーボンヒーターがおすすめです。

スポット空間を暖める設計となっているため、1人で使用するのに適しています。

セラミックヒーターがおすすめの人

以下に当てはまる場合は、セラミックヒーターがおすすめです。

部屋全体を暖める構造となっており、家族で使用する空間に適しています。

カーボンヒーターのおすすめ3選

カーボンヒーターで特におすすめの商品は、以下の3つです。

それぞれの特徴を、1つずつ解説します。

QUADSカーボンヒーター　

（画像リンク先：楽天市場）

QUADSカーボンヒーターの大きな魅力は「速暖」「省エネ設計」です。

立ち上がりが速く、設置直後から暖かさを実感できます。

また、消費電力が300Wであり、脱衣所・デスク下・寝室などのスポット空間に適しています。

前面のガードを取り外せるため、スムーズにお手入れができて衛生面に優れている点もメリットの1つです。

さらに、軽量＆コンパクトサイズであるため持ち運びやすく、狭い設置場所でもフィットします。

サイズ	直径約15.5cm × 高さ約41cm
重量	約1kg
電源コード長さ	約1.5m
自動首振り角度	左右約70°
安全装置	転倒時自動オフスイッチ 温度過昇時停止（サーモスタット）
楽天市場のの口コミ件数と評価（2025年11月10日時点）	607件（4.70）

▼コンパクトながら暖房効率が高く、省エネ性能も優れています

BRUNO カーボンヒーター BOE077

（画像リンク先：楽天市場）

BRUNO カーボンヒーター BOE077のおもな魅力は、消費電力が500W〜1000Wの無段階調節タイプである点です。

スポット空間だけでなく、6畳前後の少し広めの空間でも活用できます。

また、OFFタイマー機能（1・2・4時間の3段階設定）を備えているため、寝る前や少し席を離れたい時にも安心して使用できます。

サイズ	直径約21.4cm × 高さ約61.4cm
重量	約2.3kg
電源コード長さ	約1.7m
自動首振り角度	左右約60°
安全装置	転倒時自動運転停止 温度過昇時停止（サーモスタット） 連続運転8時間自動停止
楽天市場のの口コミ件数と評価（2025年11月10日時点）	215件（4.65）

▼6畳程度の空間を暖められるカーボンヒーターを探している人におすすめです

山善 カーボンヒーター DC-S097

（画像リンク先：楽天市場）

山善 カーボンヒーター DC-S097の魅力は、弱450W＆強900Wの2段階切り替え仕様です。

弱450Wは「足元だけ暖めたい」「ほんの少し暖まりたい」といったシーンにフィットします。

一方、強900Wは「冷えた部屋を暖かくしたい」「帰宅直後でしっかり暖まりたい」といった時に役立ちます。

このように、状況に応じて使い分けられる点が大きなメリットです。

また、わかりやすいシンプルなボタンが設置されており、初めてカーボンヒーターを使用する人も安心して操作できます。

サイズ	直径約32cm × 高さ約64.8cm
重量	約3.0kg
電源コード長さ	約1.8m
自動首振り角度	あり（左右首振り機能）
安全装置	転倒オフスイッチ 温度過昇時停止（サーモスタット）
楽天市場のの口コミ件数と評価（2025年11月10日時点）	1187件（4.61）

▼使用シーンに合わせて、ちょうど良い温かさを選んで快適に過ごせます

セラミックヒーターのおすすめ3選

セラミックヒーターで特におすすめなのは、以下の3つです。

それぞれの特徴を、1つずつ解説します。

Revave セラミックヒーター NFJ-1

（画像リンク先：楽天市場）

Revave セラミックヒーター NFJ-1のおもな魅力は、温風モードが弱900W・強1500Wのパワフル仕様です。

強1500Wは10畳程度の部屋に対応しており、最大出力で一気に温風を送り出します。

そのため、寒さが厳しい冬の朝や帰宅直後などのタイミングで、部屋を素早く暖めたいときに最適です。

ファンヒーターならではの広がりのある温風で、部屋全体を効率よく暖められるのが特徴です。

さらに、空気清浄機能が搭載されており、部屋を暖めながら空気中のホコリやニオイを軽減できます。

サイズ	幅17cm×奥行16cm×高さ36.5cm
重量	約1.71kg
電源コード長さ	約1.35m
消費電力	強：1500 W 弱：900 W 自然風モード：約8W
自動首振り角度	あり（左右首振り機能）
運転音	45dB以下
安全装置	転倒自動オフ 温度過昇時停止（サーモスタット） 人感センサー（検知範囲：左右約90°/距離約2m）
楽天市場のの口コミ件数と評価（2025年11月10日時点）	985件（4.45）

▼パワフルな温風で広い空間に温もりを届ける高性能なセラミックヒーターです

LAOGOT セラミックヒーター

（画像リンク先：楽天市場）

LAOGOT セラミックヒーターのおもな魅力は、静音設計です。

ファンヒーターに関して「音が気になる」という口コミが多いですが、LAOGOT セラミックヒーターの運転音は30dB程度となっています。

静かな図書館と同じぐらいのレベルであり、睡眠に影響を与えません。

静音設計でありながら、温風モードが弱800W・強1200Wであり、8畳程度の空間をしっかり暖めます。

サイズ	直径14.5cm×高さ42.1cm
重量	1.75kg
電源コード長さ	1.6ｍ
自動首振り角度	左右約70°
消費電力	強：1200 W 弱：800 W 送風：8W
運転音	30dB
安全装置	転倒オフ機能 切り忘れ防止機能 二重加熱保護
楽天市場のの口コミ件数と評価（2025年11月10日時点）	356件（4.34）

▼睡眠時や作業に集中したい時にも使用したい人におすすめです

SHARP 加湿セラミックヒーター HX-TK12

（画像リンク先：楽天市場）

加湿セラミックヒーター HX-TK12のおもな魅力は、暖房機能に加えて、加湿機能＋空気清浄機能が備わっている点です。

冬場に暖房をつけると、どうしても室内が乾燥してしまいます。

ですが、加湿機能が搭載されていることにより、温めながらうるおすことが可能です。

さらに、シャープ独自のプラズマクラスター7000が搭載されており、菌やウイルスを抑制し清潔な空気を保ちます。

サイズ	幅42×奥行17.5×高さ42cm
重量	約5.5kg
消費電力	強：1200W 強＋加湿：1200W 弱：620W 弱＋加湿：620W 加湿：570W
加湿量	強＋加湿：650mL/h 弱＋加湿：250mL/h 加湿：460mL/h
運転音	強：38dB 強＋加湿：39dB 弱：33dB 弱＋加湿：34dB
安全装置	二重安全転倒オフスイッチ 切り忘れ防止機能 温度過昇防止器 チャイルドロック
楽天市場のの口コミ件数と評価（2025年11月10日時点）	39件（4.46）

▼暖房×加湿×空気清浄機能がそろったハイブリッドモデルです

カーボンヒーターとセラミックヒーターの違いまとめ

今回は、カーボンヒーターとセラミックヒーターの違いを中心に解説しました。

おもな違いは、以下の通りです。

おすすめの製品も、お伝えします。

【カーボンヒーター】

• QUADSカーボンヒーター（省エネ性能による効率暖房）
• BRUNO カーボンヒーター BOE077（消費電力が高く広い空間で活用できる）
• 山善 カーボンヒーター DC-S097（弱450W＆強900Wの2段階切り替え仕様）

▼QUADSカーボンヒーターの詳細はコチラから確認できます

▼BRUNO カーボンヒーター BOE077の詳細はコチラから確認できます

▼山善 カーボンヒーター DC-S097の詳細はコチラから確認できます

【セラミックヒーター】

• Revave セラミックヒーター NFJ-1（パワフル暖房により10畳の広さに対応）
• LAOGOT セラミックヒーター（静音設計＆8畳の部屋に対応）
• SHARP 加湿セラミックヒーター HX-TK12（暖房＆加湿＆空気清浄のハイブリッド版）

▼Revave セラミックヒーター NFJ-1の詳細はコチラから確認できます

▼LAOGOT セラミックヒーターの詳細はコチラから確認できます

▼SHARP 加湿セラミックヒーター HX-TK12の詳細はコチラから確認できます

ご自身のニーズに合ったヒーターを選んで、今年の冬を快適に過ごしてください。